現代の住空間に美しく溶け込む、桜材で仕立てた2メートル超の特注仏壇
「現代の暮らしに調和し、かつ伝統的な気品を兼ね備えた仏壇を」とのご依頼をいただき、2メートルを超える特別な仏壇を製作いたしました。
厳選した桜材の表情と、空間を有効に使う職人の知恵が詰まった製作の舞台裏をご紹介します。
今回の主役となる素材は、ほんのりと赤みを帯びた上品な木目が特徴の「桜材」です。
高さ2メートルを超える堂々とした佇まいでありながら、桜材ならではの温かみと柔らかな質感が、住空間に圧迫感を与えず優しく馴染みます。
工房では、職人が木目を読みながら一段一段の雛壇を組み上げていきます。
格子戸の細部に至るまで手作業でノミを入れ、滑らかな手触りと完璧な噛み合わせを追求します。
今回の最大のこだわりは、扉が側面にすっきりと収まる「軸回し」という特殊な仕様です。
開けた扉が手前に飛び出さないため、お参りする際の動線を妨げず、仏壇の内部をしっかりと見せることができます。
扉を閉めると、まるで上質な壁面収納や格子戸のようにすっきりと空間に収まります。
来客時や普段の生活シーンに合わせて「隠す・見せる」をスマートに切り替えられる、現代のライフスタイルに寄り添った新しい仏壇のカタチが完成しました。
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